「考察する」とはどのようなこと?【Ask.fmに寄せられた質問から】

Ask.fmにたくさんの質問を寄せていただきありがとうございます。サービス利用当初はAsk.fmのサービス内で一つ一つの質問に対する私なりの回答を示してきましたが、最近になって類似する内容が複数件寄せられるようになってきたので、今後は以下のような対応をさせていただきたいと思います。

質問例①)目玉焼きにかける調味料を教えてください。
ごく簡潔な表現で答えられる質問に対する回答は、Ask.fmサービス内で示しま

質問例②)私は~~ということで悩んでいます。あなたなら……(以下略)
質問に対する回答の中に、私が個人的に実践していることから提案をさせていただくような内容が含まれる場合ブログで回答します

なお、質問例②に該当する質問については、ブログで取り上げたのち「ブログ記事内で回答をさせていただきました (URL)」という形でAsk.fmの方に記事へのリンクを貼らせていただこうと思います。

このような対応に至った理由は先にも述べた通り、質問例②に該当する類の質問で類似する内容のものが複数件寄せられる傾向が出てきたためです。それだけ同じことに対して悩みを抱えている方が私のブログの読者様には多いということなので、一人でも多くの読者の方の目に触れるように回答を示すことができればよりお役に立てるのではないかと考えました。

以上の理由から今後は考察記事の他に質問への回答記事をブログに掲載することとします。

 

「考察する」とはどのようなこと?

yurico15さんにとって「考察する」ということはどのようなことでしょうか
Ask.fmに寄せられた匿名希望さまからの質問より)

まず、デジタル大辞泉で「考察」を引いてみました。

[名](スル)物事を明らかにするために、よく調べて考えをめぐらすこと。
デジタル大辞泉より引用)

辞書的にはこのような意味の言葉です。「よく考える」だけでなく、「よく調べる」ことも「考察」に含まれていることが特徴であるといえると思います。

現在は「おそ松さん」に関連した考察記事を中心としてブログを更新していますが、アニメの考察は「行間」を想像したり、理解したりできるようにする訓練のために始めました。私は「おそ松さん」が人気作品となっている理由に、物語と物語の「行間」が取られていることで、ファンが豊かな想像をめぐらせやすいことがあるのではないかと過去の記事で指摘しました。ただ、私自身はこの「行間」を想像したり、理解することを苦手としているのです。

「少し変わった思考の癖」を私は持っています。専門家が「自閉症スペクトラム(あるいはアスペルガー症候群)」と呼ぶその「少し変わった思考の癖」の話を少しだけしようと思います。

私は文章を書くことで自分の考えをアウトプットすることは得意としています。その一方、会話でのコミュニケーションは非常に苦手です。その程度はなかなかに酷いもので、もう4年近く交際をしている彼氏を相手にしてもまともな会話を成立させられないという状況にたびたび陥るほどです。これほどまでに会話が上手く出来ない原因として、ある人の発話に対して良くも悪くも文字通りに考えてしまうという「少し変わった思考の癖」を持っていることが挙げられます。要するに、その場では字面通りに相手の発話について思考してしまうために、相手が本当はどういう意図によって発話したのか、という想像ができないのです。「言葉の裏」を推測する能力が乏しいともいえるでしょう。

そういう部分を克服したいと、まずはキャラクターの関係性や会話を繰り返し確認できるアニメについてあれこれ思考してみようと考えつきました。そうして、アニメ的な表現に関する自分なりの分析も交えながらキャラクターの関係性や会話の「行間」を読み解くよう訓練を行っている今に至ります。

今現在の私にとって、「考察する」ということは、円滑なコミュニケーションを行えるようになるための「訓練」のようなものです。(実際、卒業論文の執筆に際しても同様の効果が得られているように感じます)。よく考える、よく調べることを怠らない真面目な訓練生でいたいと考えています。がんばります。

 

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