「おそ松市in宮崎」グッズ販売&街歩き謎解きイベントに行ってきた
大学進学を機に生まれ育った福岡・北九州市を離れ、宮崎市民になって早4年。あまりの住み心地の良さ(※買い物と交通の不便さについては言及を控えることとする)に第二の故郷という思いを強くしているこの地・宮崎で大好きな作品「おそ松さん」のコラボイベントが開催されるということで開催決定からこの日を待ち望んでいました。
昨年11月にようやく宮崎市内12駅に自動改札が導入されたばかりの「陸の孤島」こと宮崎県。「おそ松さん」目当てに押し寄せるファンへの対応が行き届くのか、正直心配していました。しかしそれは杞憂に終わりました。各関係者の方々の対応はとても素晴らしいものでした。
「はなまる」だらけの「おそ松市in宮崎」イベントについて(私が観測した範囲で)まとめます。
シャッフル抽選入場で快適!
多数のファンが押し寄せることが事前に予測されていたため「シャッフル抽選入場」が実施されました。
- 朝7時半からシャッフル抽選券を受け取るために待機列を形成
- 8時半から並んだ順に入場時間と整理番号の記載されたシャッフル抽選券(※ランダム)を係員から1人1枚ずつ受け取る
- 記載された入場時間の10分前にグッズ販売会場の外に入場待機列を形成(整理番号の順に並ぶ)
- 係員の指示に従い、20~30人ずつグッズ販売会場に入場・商品購入
という流れになっていました。抽選券の配布が始まった朝8時半すぎの時点では「並んでいるのは1000人程度(※地元ローカルテレビ2社は、並んでいたのは800人程度であったと報じています)なのでハズレ券はありません」というアナウンスが係員の方からありました。
私は8時頃に抽選券を受け取るべく待機列に並んだので、朝7時半より以前に待機していた「マナー違反」を行っていた人がどの程度いたのかは把握できていません。しかしながら地元ローカルテレビの報道を見ると「朝5時半から来ています」とインタビュー取材に応えている方が映っていたので若干名いたものだろうと推測します。ここは少し残念なところ。
ただし「抽選券に記載された整理番号通りに入場させる」を徹底した主催側の対応のおかげで抽選が終わったあとのグッズ購入までの流れがとてもスムーズでした。混雑が予想されるイベントならどこでもこういう方式を取り入れるべきだと強く感じました。
グッズ販売会場も会計がスムーズで快適!
私が宮崎での「おそ松さん」グッズ販売に際して懸念していたのは販売スペースの狭さ。しかしその問題はシャッフル抽選入場による入場制限で克服できていました。グッズを配置しているスペースよりもお会計コーナーの方が広いくらい。
グッズを買い求めるファンが狭い販売スペースの中で「コ」の字型の順路を形成し、流れに沿ってゆっくりと進みながらお目当てのグッズを買い物袋に入れ、そのまま会計コーナーに歩を進めていくという具合で、グッズ販売会場にさえ入場できればあとはあっという間。レジの台数も多いので会計の待ち時間もほぼなく、スムーズです。またグッズは各商品2個までの購入制限があるため、あっという間に売り切れてしまうということもありません。私は312番目に入場しましたがどのグッズも山のように置いてある状態でした。
「橘エポスカード」というクレジットカードを新規契約すると様々な特典がつくとあって、多くのファンが新規にカード契約(そのための待機列もありました)。そのままカード払いをするファンも多いので本当にスムーズでした。私もこのためだけにクレジットカードを新規契約したのでそのまま人生初のカード払いをしてきました。浪費癖持ちなのでしばらくはクレジットカードは封印しておこうと思いますが。
ちなみに私が購入したものは
・宮崎限定ビーチ缶バッチ(ランダム封入) ×1 (一松)←自力で引き当てた
・アクリルキーホルダー 一松 ×1
・アクリルキーホルダー カラ松 ×1
・飫肥せんべい×おそ松さん限定抹茶味 ×1
それと抽選会でC賞のポストカード(ランダム) ×1 (一松) を獲得。
今日の私は信じられないほど引きが良かったです。これも日頃の行いが良いからでしょうかね。
街歩き謎解きイベントについて
生まれも育ちも宮崎県民である私の彼氏と友人、そして私の3人で周遊したせいで実にあっけなく正解してしまいましたが県外からお越しの方には一部チェックポイントの場所がやや分かりにくいのではないかな~という印象。キーワードさえ集めてしまえば簡単に正解できますのでゆっくりチャレンジしてみてください。
なお、街歩き謎解きイベントの解答をブログ・SNS等で公開することは禁止されていますので参加される皆様はこの点お気をつけくださいね。
街歩き謎解きイベントの実施に際して、街のあちこちに「おそ松さん」キャラクターのパネルなどが展示されています。記念写真などを取りながら周遊していただけると楽しめると思います。また、今回のイベントは街おこしを目的に企画されているものなので「一番街(※)」「若草通」を中心にぜひお買い物を楽しんでいただきたいなというのが宮崎を第二の故郷と定めた私からのささやかなお願いです。
※余談ですが、「二番街」以降が存在しないため宮崎県の人々はこの「一番街」のことを通称「番街(ばんがい)」と呼んでいます。道などをお尋ねの際に地元の人が「番街」という言葉を使ってきた場合、それはすなわち「一番街」のことを指しています。これを覚えておくとちょっと会話がスムーズになる(かも)。
グッズ販売は21日まで、街歩き謎解きイベントは4月6日まで続きます。遠方からはるばる宮崎にお越しくださった方々もいると思います。この街を、宮崎をどうか思い切り楽しんでください。
「宮崎には何にもない」って宮崎出身の人たちは自虐気味にネタにしたりもします。でもこの街には他のどこより優しい人たちがたくさんいます。私は4年間この街に住んでそれを感じてきました。街と人の温かさを少しでも感じていただければ、市民のひとりとしてとても嬉しいです。
また、本日イベントに参加されたというみなさんお疲れ様でした。ごゆっくりお休みください。
今日は最低限の巡回しかできていないので、明日か明後日にカメラを持って中心市街のパネルや街の様子を撮影して回ろうかなと考えています。本当に嬉しい。楽しい。最高。
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