「シン・ゴジラ」をやっと鑑賞したので感想をものすごく大雑把に書きました

こんばんは、お久しぶりです。なかなかブログが更新できず申し訳ない限りです。読者の皆様すみません。

ブログを更新するたびにこの話をしている気がするのですが多忙を極めております。先月ついに過労死ラインに迫る時間外勤務を行ってしまい(もちろん記録上そんな勤務は行っていないことになっているのですが)、心身ともに疲れきっている状態です。ギリギリまで頑張ってギリギリまで踏ん張っています。ウルトラマンが欲しい。

さて、そんなわたしですがきょうやっと話題の「シン・ゴジラ」を観に行くことができました。

ごくごく簡潔に感想をまとめておきます。
ネタバレを含みますので、了承いただける方のみどうぞ。

 「シン・ゴジラ」感想まとめ

<1>「なぜ邦画なのに日本語字幕つき?」とチケットを見ながら疑問符を浮かべていましたが、見て納得。というか無かったら死んでました。私の場合(自閉症スペクトラム症候群の影響があるのかはわかりませんが)、会話から必要な情報を抜き出すことを苦手としている部分があるので、字幕がなかったらおそらく状況を一度の鑑賞では理解できない可能性が高かったなと感じました。矢継ぎ早に、息をつく間もないようなペースで会話が展開される場面がたびたび出てきますが、ここで「誰の発話であるのか」「主旨は何か」といった情報を画面上の字幕から読み取ることが可能である点は、文字の読み書きをベースに思考する私にとって非常に大きかったです。

<2>ウルトラマンのようなヒーローが存在しない世界に現れる「シン・ゴジラ」がもたらす圧倒的絶望感。これに圧倒されるあまり、職場では「大食い」「残飯処理班」と話題の私もポップコーンを食べる手が止まりました。ああ。この世界には「ウルトラマン」は存在しないんだよなぁ、って。最初に泣きそうになるぐらい深い悲しみの底に叩きつけられたのはゴジラ第二形態が上陸して街を破壊していくシーン。瓦礫の下敷きになった男性の足。避難の準備に必死になり、逃げ遅れて建物の倒壊に巻き込まれる親子。確実に「人が死んだ」とわかるこうした場面で「とんでもないことになっている」ことを実感し、焦り、恐怖を覚えました。いま本当に東京でこういうことが起こっているんじゃないかと錯覚したのです。3.11の津波の映像を見た瞬間「これはフィクションなのではないか」と錯覚したのと真逆の体験でした。

<3>公開からだいぶ経っていましたが、なんとかネタバレを回避しながら鑑賞にこぎつけた私。とはいえ、なんとなく「尾頭ヒロミ」というキャラクターがすごく人気を集めていることは把握していました。そして人気が出たのも頷ける感じ。ただ個人的に気になったのは文科省研究振興局基礎研究進行課長の安田さんでした。尾頭さんの仮説を「ありえない」と一蹴し、しかしそれが正しかったと判明すると素直に謝罪する。この姿勢はいいですね。そんなのありかよぉ~~と絶叫しながら駆け回るのはどこかコミカルで面白かったです。状況的に笑える場面ではないのですが。彼の存在が気になりすぎるあまり巨災対の場面でついつい彼を目で追ってしまい、他の人物の動きが把握しきれていないのでそれについては円盤を買ってから注視することにします。

<4>ラスト。凍結されたゴジラのPANup。このシーンについて彼氏と意見が分かれたのでメモだけ残しておきます。

彼氏感想「ラストってゴジラの卵があるってことだよね」
私感想「牧教授はあそこにいるんだ……」←なぜかそう直感した。これ以上の理由はない。

彼氏の感想聞いて「解釈は人それぞれだよね」とか無難な返答をしながら顔引きつってました。だって彼氏にはゴジラの卵に見えたものが私には牧教授に見えたんですよ……!!!

 

 

以上、ごく簡単な感想でした。

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