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文章の書き方に関して【Ask.fmに寄せられた質問から】

文章を書くことに関連した質問がいくつか届いています。今回の記事ではそれらの質問に対する質問をまとめて紹介し、回答を示していこうと思います。

作品への感想を書く際に注意すべきことは?

私は文を書くのが下手です。面白い作品を読んで感想を送る際に気をつけていること、相手を不快にさせないコツなどがあれば教えてください。
Ask.fmに寄せられた匿名希望さまからの質問より)

質問ありがとうございます。感想を送るのはなかなか緊張しますよね。相手が不快にならないかな、と不安になってしまう気持ちもよくわかります。基本的には「自分がその感想を受け取ったときにどう感じるか」というのを常に想像しながら書き進めることが大切だと思います。

それから、いくら作品が素敵だからといって作品のページ順にずらりといいところを上げて詳細に書き綴ると似たような感想が重複してしまい、わかりにくい文章になってしまう可能性があります。わかりにくい文章よりも、わかりやすい文章の方が好まれるのは言うまでもありません。

私自身が実践しているおすすめの方法は、作品を読みながら付箋に「好きなポイント」をメモしていくことです。これは漫画・小説・イラストなど作品の形式を問わず使える方法です。PCのモニターにでも実際の冊子にでもいいので、「いい」と思った部分を一文でまとめて付箋に書いて貼ります。書き終わったらそれを剥がしてノートや紙などに内容ごとにまとめて貼り直し、整理します。このとき、「似た者同士(たとえば漫画作品ならイラスト表現でよかったところ、台詞回しでよかったところなど)」をまとめて貼るのがコツです。最後にこの内容をまとめて文章にします。少しだけ手間はかかりますが、頭の中で考えていることを一度すっきりとまとめてから文章にできるというメリットがあるのでこの方法をおすすめしています。

「相手がどう思うか」を考えつつわかりやすく感想をまとめることを意識すれば大丈夫だと思います。またわからないことがあればご質問ください。ひとりの「書き手」としての立場からではありますが回答をさせていただきたいと思います。

文体を維持するコツ、句読点の使い方について

ゆりこさんの文章は大変読みやすいと感じております。自分の言葉で文字を書き、表現することはとても気持ちの良いことなんだろうなあ〜と想像します。文体を維持するコツや、句読点の使い方で気をつけていることがあったら是非教えてください。
Ask.fmに寄せられた匿名希望さまの質問より)

質問とお褒めの言葉、ありがとうございます。確かに自分の考えを文字にして表現するのはとても心地がいいことですね。これからも自分の言葉で思いを綴っていきたいと思います。

さて、文体を維持するコツと句読点の使い方についてですが、実は自分では特に意識していることはないんですよね。ただ親族・恋人からたびたび「ゆりこの文章は匿名で掲載されていてもゆりこだとわかるほど強烈な特徴がある」と指摘されているので、まあ何らかの「癖」があるのは間違いないのでしょう。少なくとも私の母は同様の指摘を私が10歳ぐらいの頃からしているので、物心付いた頃には「書き癖」のようなものが出来上がりつつあったということなのだと思います。なので意識していることはこれといってないというのが実情です。私のブログを読みふけって「書き癖」の正体を見破った方がもしいたらぜひご指摘ください。私がいちばんそれを知りたいと思っています。

それから句読点の使い方についてですが、これは「リズム」「バランス」で考えています。頭の中で読み上げながら文章を書くというのが私の癖なのですが、このときに「なんだか語感が悪いな」「あまりテンポが良くないな」といった違和感が生じれば、すぐ該当箇所の表現を改めるようにしています。これも感覚でやっていることで、具体的にどう気をつけているかと訊かれると答えようがありません。文章を書く力というよりは、音感の方が近いかもしれません。強いて言うなら「自分にとって心地の良い文章のリズム・バランスを見つけ出す」ことが大切なのかなと思います。

本をたくさん読んで、自分にとって好ましいリズムとバランスを探し出してそれを真似てみるのもひとつの方法ではないかなと思います。

書き言葉・話し言葉についての考え・使い分けについて

前に自分で知識を組み合わせて考察したものを発表したいと相談した者です。ツイッターを始めたのですが、Twitterでは話し言葉で書けばいいのか書き言葉で書けばいいのか迷子になりました…ただの雑感なのに書き言葉でかくと少し恥ずかしいし、でも話し言葉でググると、書き言葉に変えよう!というようなサイトが多くあって(多くは中学生の作文用・就活用等使い分けがあることを知りました)、頭がごちゃごちゃになりました。自分は何が書きたいんだろうと考えすぎて迷子になっています。書き言葉と話し言葉についてyurico15さんの考えること、どうやって使い分けているかなど意識していることを教えていただければ幸いです。
Ask.fmに寄せられた匿名希望さまの質問より)

質問ありがとうございます。Twitterを利用しているということなので、今回はそのことを前提に回答をさせていただきますね。

まず、Twitterには「140文字」という字数制限、いわば“縛り”が存在します。このことを活かせば「言いたいことをすっきりと短文でまとめる力」を身に付けることが可能です。Twitterを言語表現の「訓練」に使うメリットの一つはこれですね。

次に「つぶやき」をタイムラインに気軽に気の向くまま垂れ流すことができる、これもTwitterのメリットです。自分がそのとき思ったことをそのときの感性で思いのままに表現できること、これがTwitterの最大の「売りポイント」です。つまりTwitterは「話し言葉」と非常に相性がいいサービスなのです。話し言葉による表現は、自分の感情の細かな機微をありのまま記録することに長けています。特に特徴的なのは感動詞。「ああ」とか「おお」とか「わーい」といったものですね。こういった表現を用いることで短い言葉でそのときの思いをできる限り正確に記録することが可能です。なのでTwitterでは話し言葉で「いま現在感じたこと・考えたこと」を思いつくままに記録していくのがいいと思います。

Twitterに書き残したことをブログなどの形式でまとめて発表したいという場合には、その内容を書き言葉に直してまとめた方がよいでしょうが、今は話し言葉で思いを正確に書き残していくことに専念されるだけで十分ではないかと考えます。

また、私の「話し言葉」「書き言葉」の使い分けについてですが、これは「どこで発表するか」「どういう人に読んでもらうのか」といったことを考えたうえで分けています。Twitterでは思ったことをそのままのテンションで書き綴りますし、ブログではなるべく冷静に考えを表現するように心がけています。要はTwitterの利用者に読ませるのか、それともはてなブログの読者に読ませるのかということです。

あなたの場合、書きたいことさえも行方不明になってしまっているようなのでまずはこれを明らかにしていくところから始める必要があると思います。あれこれ考えて悩んでしまっていることそれ自体について「話し言葉で」なるべく正確に書き残してみてください。その記録を後から読み返して内容を整理していく過程で、書きたいことや自分の考えも見えてくるのではないかと思います。頑張ってください。応援しています。

 

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